抱っこ紐、おんぶ紐の基本的な種類

現在は世界中、日本国内でも数えきれないほど多くの抱っこ紐が販売されています。どれを選べばいいか迷いますよね。抱っこ紐、おんぶ紐の主な種類を紹介しようと思ました。


ストレッチラップ

弾力性のあるベビーラップです。新生児から大体6か月頃まで使えます。種類によって弾力性が異なります。先に巻き、赤ちゃんを容易に入れたり、出したりすることができます。

例:Bobaなど


ベビーラップ

ベビーラップは一枚の長い布です。幅広く抱っことおんぶにも使え、巻き方は少なくとも30種類以上あります。新生児から3-4歳まで利用可能です。サイズ、素材、長さが様々なので、自分と赤ちゃん、そして季節や天気に最も合ったものが探せます。

例:Didymos, Yaro, Oscha slingsなど


リングスリング

先端には金属製、またはプラスチック製のリングが付いている一枚の布です。装着や調整が簡単で、赤ちゃんを頻繁に入れたり出したりするときに(例えば赤ちゃんを車に乗せたりするとき)はとても便利です。しかし、赤ちゃんの重さによって片方に負担がかかるので、子供が大きくなると長時間の使用が難しい人もいます。新生児から使えます。

例:Oscha slings, Didymosなど


メイタイ

バックルタイプの抱っこ紐に似ていますが、バックルの代わりに長い布で結びます。抱っことおんぶにも使えます。装着が簡単で、バックルタイプと異なって体格が違う人が使っても調整の必要がありません。

腰にある部分にバックルが付いているタイプも存在します。


バックルタイプ抱っこ紐

最も多く見かける抱っこ紐のタイプです。バックルを使って装着が簡単です。誰でも聞いたことあるErgobabyなどはこのタイプの抱っこ紐です。


日本の伝統的なおんぶ紐

兵児帯

昔の日本では、現代に使われているおんぶ紐や抱っこ紐がなかったため、身の回りにある物を使って赤ちゃんをだっこしていたと思われます。そのため、昔の日本で使われていた所謂抱っこ紐は現在存在していません。


*資料:運ぶ人の人類学

おんぶもっこ

「昔ながらのおんぶ紐」とも呼ばれています。上の方に二本の長いひもを下にあるプラスチック製のリングに通して結びます。本来、小さな赤ちゃんの頭を支えるために硬い枕が付いています。


これらの種類は最も多く見られるタイプですが、これら以外にもハイブリッド式の抱っこ紐もあります。ハイブリッドは二つの抱っこ紐の特徴が合わさったものです。例えば、ストレッチ素材のスリングなどです。一つ一つ異なる特徴があり、赤ちゃんの成長、発達、そして保護者の希望に最もあった抱っこ紐を選びましょう。