レニーラムおんぶ紐vsおんぶ紐プロ

2025年4月に発売されたレニーラムのおんぶ紐の新タイプ、おんぶ紐プロ(Onbuhimo Pro)を少し紹介しようと思いました。

(写真:Onbuhimo Pro、Airglow, toddler size)

おんぶ紐は基本的に赤ちゃんの短期間のおんぶを目的とした商品になります。最近は日本国内でも海外製のおんぶ紐が注目されています。特に、レニーラムのものがSNSでよく見かけるようになりました。

レニーラムのおんぶ紐は、赤ちゃんの自然な姿勢、背中の緩やかな丸みを保ち、赤ちゃんにとっても快適なアイテムです。大人の方のおなかにウエストベルトなどがないため、妊娠中も使用可能です(妊娠中の使用に関しては自分の健康状態に合わせて、無理のないように抱っこやおんぶを行いましょう)。家の中でも、外でも一瞬で装着できるので、歩けるお子様にも便利です。

さて、前の旧タイプのおんぶ紐と新タイプのおんぶ紐プロ、何が変わっていましたか、見てみましょう。

旧タイプのおんぶ紐です。

新タイプのおんぶ紐プロです。

変わったところ:

1.フードのデザインが新しくなり、取り外し可能になりました。

2.新タイプにはCircoolaというNFCタグが入っています。携帯電話でタグに近づくと、おんぶ紐の情報や取扱説明書などが表示されます。

3.ストラップの引き締めが簡単になりました。2wayのパーツが1wayになり、シンプルになりました。

4.プラスチックパーツが少なくなりました。

5.赤ちゃんを入れた後でも、パネルと肩ストラップの間のアジャスターを引っ張りやすくなりました。

変わっていないところ:

赤ちゃんが座るパネルのサイズと調節の仕方が変わっていません。

両方のタイプは厳しい安全基準を通り、PD CEN/TR 16512:2015 とASTM F2236-24の基準を満たしています。


自分の感想:

パネルなどメインの構造が変わっていないですが、調節のシンプル化により、一般ユーザーさんもより簡単に調節できるのは新タイプの魅力だと思います。調節が複雑だと、これで合っているかどうか、どの方向に引っ張れば引き締められるかと困っている方もいるかもしれません。その調節をより分かりやすくシンプルにするのはすごく良いことです。

なお、プラスチックパーツが少なくなっているのもエコーの面ですごくいいことですね。プラスチック自体は環境にあまりよくないとよく聞くので、少しでも減るのが個人的にうれしいです。


体験してみたい方は個別講座の際、またはレンタルしてお試しできます。

ご購入を検討されている方は国内の北極しろくま堂のショップ、またはレニーラムの公式サイトで購入ができます。


こうのとりベビーウェアリング