抱っこ、おんぶはいつまで?

新生児から使える抱っこ紐の種類が年々増えています。ベビーウェアリングの初まりは一般的に生まれた瞬間という感じですね。

しかし、あまり話題になっていないのは、抱っこ紐、おんぶ紐は何歳まで使えますか。皆さんは何歳まで使っていますか。


一般的なイメージでは子供が歩き始めると、抱っこ紐がいらないんじゃないのかなという考えも珍しくありません。しかし、一歳超えてもまだまだ抱っこ紐を活用できる時間が十分あります。やはり、一人で歩けると言っても、長時間歩けるわけではありません。ゆっくり、ゆっくり進みながら散歩を楽しむ赤ちゃんが可愛いですね。でも、ママが急ぎたいときは一歳児がゆっくりとお散歩できるタイミングではないですね。まずは子供の体力とスピードが一番の理由と述べられます。

そして、忘れてはいけない事故防止。お子さんの自由な気持ちやママの荷物の多さで手をつなぐことができないのもよく目にする光景です。しかし、赤ちゃん、1-2歳のお子さんにまだ交通安全などのルールを理解させるのも難しいです。なので、手をつなぐ余裕がなければ事故防止の面でも抱っこ、またはおんぶがおすすめです。

上のお子さんは自分より小さな赤ちゃんが生まれて、寂しがることもあります。ママとパパは家族の新しい一員に大喜び、または忙しさの中で上の子も赤ちゃんのように新たに抱っこ、おんぶを求めます。さらにどこかが痛いとき、つらい経験などをしているときにも一番落ち着くのはママの抱っこですね。

欧米では3-4歳の子供が抱っこ紐に入っているのも見ることがあります。親とお子さんにも快適に、無理をせずに抱っこやおんぶが出来る限り続けるのはベストです。


実際、決まりがないけど3-4歳ごろはベビーウェアリングの終わりの時期です。その理由とは、やはり抱っこ紐の耐久性の制限と子供が大きければ大きいほど抱っことおんぶを快適に行うことが難しくなります。お子さんの大きさ、体重で親のかかる負担が大きすぎていたら、抱っこ紐などを使わずに、座ったままでも成長したお子さんを素手で抱いてあげましょう。


3歳以上のお子様を抱っこするときのチェックポイント:

-抱っこ紐の体重制限、年齢制限

-お使いになっている抱っこ紐を使って安全で快適に抱っこ、おんぶできるのか

-長時間にわたって立ちながら抱っこするとき素手より抱っこ紐を使いましょう(大人の体にかかる負担を軽減するため)

-大人の体にかかっている負担が大きすぎたら、お子さんに事情を説明しながら抱っこを中止すること

自分の体に注意しながら上のお子さんの抱っこを行いしましょう。


抱っこ、おんぶが大好きな子であっても、お子さんが自由に動ける、遊べる環境も大切です。お子さんの成長、発達に合わせて、可能な限り毎日自由に遊べる、走れる時間を作りましょう!